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娘はまだ大学1年生なので、就職なんて今すぐの話ではありません。でも、制度の大きな変化があったときには、「将来に備えて情報収集だけはしておこう」というのが親心というものです。
つい最近、特別区(東京23区)の採用試験にSPI方式が導入されたというニュースに驚いていたのですが、今度は国家公務員の「一般職試験」にも大きな改革が!
「教養区分」という新しい選択肢
2025年度から、国家一般職(大卒程度試験)に「教養区分」という新しい枠が新設されました。
この「教養区分」の最大の特徴は、法律や経済といった専門試験が課されないこと。一般的な教養や、速く正確に課題を処理する能力を問う試験だけで受験できます。つまり、公務員試験のための特別な専門対策をせずに受験できるんです。
これ、うちの娘のように「地頭はいいのに勉強する努力はできない子」にとっては、かなりのチャンスじゃないでしょうか。
大学3年から受験できる!?
さらに驚いたのは、この試験は大学3年生から受験可能という点。今までの国家一般職(行政区分)は、基本的に大学4年生での受験が前提でしたが、この新しい区分では、4月1日時点で20歳以上であればOK。
つまり、就活を本格的に始める前に「国家公務員」という選択肢を先取りしておくことができるのです。
民間企業との併願も視野に入れるなら、「教養区分で3年のうちに合格→4年で民間も挑戦して、どっちに進むかはそのとき決める」なんて作戦もアリですね。
気になる試験内容
「教養区分」の一次試験は以下の4つ。
基礎能力試験
・数的処理、文章理解など、一般的なSPIのような内容
・数的処理が全体の47%を占めるので、ここがカギ!
課題対応能力試験
・速く正確に課題を処理する能力を問う試験
・高卒程度の国家公務員試験に似た内容になる可能性あり
一般教養論文試験
・資料を読み解いて、自分の考えを論述する記述式
人物試験(面接)
・行政区分と同様に人事院面接が行われる
従来のような憲法・行政法・ミクロ経済などの専門科目がないというのは、やっぱりハードルが下がった印象を受けます。
合格してもすぐに就職じゃない!?
この「教養区分」でもし最終合格できたら、採用候補者名簿に6年間掲載されます。つまり、「合格した=内定」ではなく、合格後に官庁訪問を経て、実際の採用先が決まる仕組みです。
大学3年生のときに合格しておけば、そのあと6年間は官庁訪問が可能なので、いざというときの“保険”として持っておくこともできるというわけです。
志願者数も3年ぶりに増加
人事院によれば、2025年度の国家一般職試験の申込者数は2万5,437人で、前年より4.9%増加。3年ぶりの増加となったそうです。その背景には、この「教養区分」の新設があったとのこと。
特に女性の申込割合は44.6%と過去最高を更新しています。民間就活と併願しやすく、柔軟な働き方を目指す女性にとって、まさにぴったりの改革だったのではないでしょうか。
まとめ:選択肢は多いほどいい!
娘が大学を卒業するのはまだ数年先。でも、そのときの就活や進路選びで慌てないように、今のうちから情報をストックしておくことは大事だなと改めて感じました。
特別区のSPI方式といい、今回の国家一般職の教養区分といい、「公務員試験はお堅くて対策が大変」というイメージをくつがえす改革が進んでいます。
「勉強が苦手な娘にもワンチャンあるかも!」とちょっぴり希望がわいてきた親でした。