女子大の人気が凋落しています。
かつて有名女子大に行っていた層は、今日ではmarchに行っているそうです。
しかし、marchが残念だった場合には、女子大を併願しておくべきです。なぜなら、就職が断然女子大の方が上だからです。
今回の記事は、
・2科目で受けられる女子大はどこ?
・国語は古文が必要なの?
・女子大でお勧めなのはどこ?
これらについてまとめています。
女子大は2科目受験出来るところが多い
女子大を受けたいけど、政治・経済を選択してるからと敬遠してるあなた。
日本史や世界史を選択したけど、間に合っていないあなた。
女子大を2科目受験してみてはいかがでしょうか?
主な2科目で受けられる女子大
津田塾、日本女子大学、学習院女子大学、昭和女子大学、大妻女子大学、共立女子大学、実践女子大学、白百合女子大学などが、2科目受験に対応しています。
以下、その詳細を見てみます。
津田塾大学
津田塾は総合政策学部が2科目受験に対応しています。国語は古文、漢文の独立問題は出題しないとのことです。残念ながら小平の学部は対応していません。
総合政策学部の偏差値は52.5。それでいて、就職はmarch並み。受験しないという選択はあり得ません。
日程は2月7日です。
日本女子大学
日本女子大学は家政学部が2科目受験に対応しています。国語は漢文の出題はありません。
日本女子大学の就職はmarchのちょい下。それでいて偏差値は52.5。ここもmarchと併願すべきでしょう。
日程は2月3日です。
学習院女子大学
学習院女子大学は、B方式(2月22日受験)が2科目受験に対応しています。国語は漢文は出題は出題されず、古文は選択制です。
同校は、2026年4月から学習院大学に統合する方向で調整しているそうです。
入学時は女子大でも卒業時はmarchです。ここも受験するべき大学でしょう。
昭和女子大学
昭和女子大学は、B日程(2月4日受験)が2科目受験に対応しています。国語は現代文だけです(日本語日本文学科・歴史文化学科は古文あり)。
ただ、昭和女子大学は偏差値の割に就職が良くありません。
見送りが妥当かと思います。
大妻女子大学
大妻女子大学は、2科目受験です。国語は現代文だけです(日本文学科・比較文化学部は古文あり)。
日程は2月1日と2日です。
この大学は、滑り止めに最適でしょう。
共立女子大学
共立女子大学は、3月日程(3月1日受験)が2科目受験に対応しています。国語は現代文だけです(文芸学部は古文あり)。
この大学も、滑り止めに最適でしょう。
実践女子大学
実践女子大学は、2科目受験に対応しています。国語は現代文だけです。
日程は、2月2日、3日です。
この大学は、渋谷という立地が幸いしたのか以外と偏差値が高く、その割に就職は良くないので、お勧めではありません。
白百合女子大学
白百合女子大学は、2科目受験に対応しています。国語は古文はありますが、漢文はありません。
日程は、1月25日と2月3日です。
この大学は、調べてみると思ったより就職が良くありません。世間のイメージは良いと思うんですが、お勧めとは言えません。
聖心女子大学
聖心女子大学は、2科目受験には対応していませんが、小論文(内容は資料読解と小論文が半々)で受験出来ます。なお、CEFRがB1(英検1950〜2299)だと資料読解の得点が1.1倍に、B2(英検2300〜2599)だと1.2倍に、C1(英検2600〜3299)だと1.3倍になります。
日程は、2月16日と3月14日です。
この大学は、就職が良く成成明武レベルなので、お勧めです。
まとめ
今回は、女子大の2科目受験についてまとめました。
2科目で受けられる女子大は多くあります。東京女子大学のように3科目でしか受けられない大学は、今や少数派です。
また、国語も現代文だけでいいところも多く、古文・漢文が苦手な受験生には嬉しい限りです。
皆様の受験の成功を祈って止みません。