おもちの受験blog

2025年大学受験を控えた娘(深海魚)がいます

【英検2級】何点取れば合格するの?6割で合格という噂は本当?

英検2級は、日東駒専レベルとも言われ、大学受験の基礎固めに最適と言われます。

今回の記事は、

  • 英検2級の合格基準は?
  • 英検2級の配点はどうなっているの?
  • 4技能全て基準を満たす必要があるの?

以上についてまとめました。

英検2級を持っていると、大学受験で有利に扱われる場合もあります。ぜひ合格しておきたいですね。

CSEスコアで合否判定

英検はCSEスコアという得点で合否判定しています。CSEスコアの「CSE」とは、Common Scale for English(英語共通尺度)の頭文字をとったもので、ユニバーサルな尺度で英語力を客観的に評価するスコアのことです。

2級の場合、4技能のスコア配点はそれぞれ、

Reading:650点
Listening:650点
Writing:650点
Speaking:650点
で、合計で2600点満点となっています。

英検2級の合格基準

そして英検2級の合格基準ですが、英検協会はその公式サイトで 英検2級 の合格基準点を「1520」と公表しています。

すなわち、一次試験<筆記試験>:1520 ( /1950スコア中 )
二次試験< 面 接 >:460 ( /650スコア中 )
をとることができれば合格とされています。

英検2級の配点は?

英検2級 の試験内容はリーディングが38問、リスニングが30問、ライティングが1題です。それぞれの配点はどうなっているのでしょうか?

それが、残念ながら、各問題に対する配点は公表されていません。受験者は正答数(素点)からスコアを計算することができないんです。一次試験の合格点とされる「1520」という数値は、あくまでも「CSEスコア」であって、配点も分からなければ、試験の「受験回」によって毎回変動するのです。正答数(素点)がいくつあれば CSEスコアで1520点に到達するのかよく分からないのです。

英検の公式HPには、

正答数の目安を提示することはできませんが、2016年度第1回一次試験では、1級、準1級は各技能での正答率が7割程度、2級以下は各技能6割程度の正答率の受験者の多くが合格されています。

と書いてあります。

4技能すべてが6割超えていないといけないの?

正答率6割で英検2級に合格できることは分かりましたが、次に「4技能すべてが6割超えていないと受からないの?」という疑問が湧いてきます。

結論から言うと、すべての正答率が6割を超えていなくても大丈夫です。一次試験で言えば、Reading、Listening、Writing のCSEスコア合計が1520を超えさえすれば合格します。4技能すべてが6割を超えていなくてもいいわけです。バランスが悪くても合格できる可能性が大いにあります。

Readingで6割取れなくても、ListeningやWritingでそれをカバーできれば合格できるんです。ReadingかListeningのどちらかが3割取れてなくても、合格の可能性はまだ残っているわけです。

逆転合格のポイント

文法問題が解けなくても、単語の暗記が苦手でも、 英検2級合格のチャンスはまだ残っています。そのためには、Writingに力を注ぐ必要があります。

Writingは、「内容、構成、語い、文法」の4つの観点が4点満点で採点され、合計16点満点です。それぞれ3点取れれば合計12点。そこを目指して頑張りましょう!

まとめ

今回は、英検の合格点についてまとめました。

英検は配点が明らかになっておらず、合格点は受験回によっても変わってくるということが分かりました。

また、正答率は6割程度ということですが、4技能全て6割である必要はなく、バランスが悪くても合格出来ることも分かりました。

そこで、逆転合格のためには、Writingに力を注ぐ必要があります。

それでは、受験生の皆さんの成功を心からお祈りします。

 

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