2024年1月13日、14日に共通テストが行われました。
来年の今頃は、娘も共通テストを受けているんですね。
今回の記事は、
- 2024年度共通テストの地歴公民の平均点はどうだったの?
- 今年度は得点調整は行われるの?
- 2025年度は得点調整のやり方が変わるの?
などの点についてまとめています。
政経の平均点が低い
共通テストについて、気になる点が一つあります。
それは、政経の平均点が異常に低いことです。
1月17日(水)に大学入試センターから中間発表があったのですが、それによると地歴公民の平均点は以下の通りでした。
世界史B 63.03
日本史B 58.03
地理B 68.38
倫理 57.09
政治経済 46.02
得点調整の有無
このままだと政経受験生にとって著しく不公平です。そのため得点調整が必要となります。
しかしながら、得点調整の有無の発表は1月19日(金)の予定ですが、今のところ得点調整は行われない見通しです。
なぜなら、得点調整は、同一教科の科目間で原則として20点以上の「平均点差」が生じ、これが試験問題の難易差に基づくものと認められる場合に行われるからです。
来年度の得点調整は?
それでは、2025年度の得点調整はどうなるのでしょうか?
大学入試センターは2022年11月16日に「大学入学共通テスト得点調整の実施条件・方法の改善についての提言」を公表し、現行の得点調整パターンに加え、科目間の「平均点の差が15点以上」かつ「成績の段階表示(スタナイン)の区分点差(同じ段階での得点差)が20点以上」生じた場合に、得点調整を行うとしています。
「段階表示(スタナイン)」とは、受験生全体の中における各受験生の位置付けを9段階で示すものです。科目別得点をもとに1から9まで9段階で表示され、平均点や得点分布に関わらず、各科目受験者の中でどの位置にいるかを知るための指標として、受験生に示されています。
今年よりは得点調整の可能性が増えますが、どうなるかは分かりません。
まとめ
今回は、共通テストの地歴公民の得点調整についてまとめました。
地歴公民に関しては、選択した科目による有利・不利がないようにしてもらいたいですね。
来年度から得点調整のやり方が変わるようなので、期待したいところです。
それでは、受験生の皆さんの成功をお祈りします。