私立文系で受験する場合、社会の科目選択をどうすべきかは大きな問題です。
今回の記事では、
・政経を選択するメリットとデメリットは?
・日本史を選択するメリットとデメリットは?
・結論的に政経を選択した理由は?
という点についてまとめました。
社会の科目選択は、受験の結果を左右すると言っても過言ではないと思います。
皆さんの大学受験の成功を祈っております。
社会の選択で迷っています
2025年に大学を受験する娘。
私立文系に行くことは決まっているのですが、社会の科目選択で迷っています。
日本史で受験すべきか、政経で受験すべきか。
そこで、両科目のメリット・デメリットについてまとめてみました。
政経を選択するメリット
なんと言っても、暗記量が少ないことです。
一説によると、日本史の3分の1だそうです。
私立文系は、膨大な量を暗記しなくてはならないのですから、少しでも暗記量を減らせるのはありがたいです。
第二のメリットは、日本史と違って、流れを理解する必要がないことがあげられます。
これも勉強量を減らすことができますね。
第三のメリットは、ライバル達のレベルが低いことがあげられます。
政経選択者は、社会だけではなく、英語・国語の成績も良くないそうです。
また、途中で科目を政経に変更する受験生もいるようです。そうなると、成績も出遅れてしまいます。
社会は偏差値で得点調整されますから、ライバルに差をつけることができますね。
政経を選択するデメリット
よく言われるのは、受けられる大学が限られるというものです。
例えば、慶応文学部や早稲田教育、上智の各学部は政経では受けられません。
また、大半の女子大も、政経受験には対応してません。
第二のデメリットは、これはうちに限っての話かも知れませんが、学校の授業がないということです。ですので、政経で受験するためには、独学を余儀なくされてしまいます。
日本史を選択するメリット
一度中学受験で勉強したことがあるというのは、大きいと思います。また、中学校でも歴史を勉強しています。
また、学校の授業があるというのも大きいと思います。
日本史を選択するデメリット
暗記量が多いということに尽きるのではないでしょうか?
結論:政経受験を勧める理由
以上のメリット・デメリットを勘案して、それでも政経受験を勧めたいと思っています。
やはり、社会に費やす勉強量が少なくて済むという点が大きいですね。その分、最も重要な英語の暗記に時間を取れるという訳です。
また、受験できる大学が限られるという点ですが、娘はそれほど成績が良くなく、なんとかギリギリmarchに引っかかって欲しいという状況なので、問題はないと思います。
まとめ
今回は、社会の科目選択をどうすべきかについて考えてみました。
結論的には、ぎりぎりmarchに何とか引っかかりたいという受験生には、費やす勉強量が少なくて済むことから、政経受験を勧めたいと思います。
政経受験に必要な参考書については、別途まとめたいと思います。