クリックよろしくお願いします。

文部科学省が発表した2024年度の英語教育実施状況調査によれば、全国の中学3年生のうち52.4%が「英検3級相当以上」、高校3年生では51.6%が「英検準2級相当以上」の英語力を有するとされました。
数字だけを見ると「日本の英語教育、順調にレベルアップしている」と思いたくなりますが、この調査結果、本当に額面通りに受け取ってよいのでしょうか?
“英語王国”さいたま市の驚異的な数字——中3で89.2%!
政令指定都市別では、さいたま市の中学3年生の89.2%が英検3級相当以上という結果になり、全国トップとなりました。
英語教育に力を入れる同市は、通常より倍近い授業時間を確保し、小学1年生から「グローバル・スタディ(GS)」と呼ばれる独自の英語カリキュラムを導入しています。
確かに、授業はオールイングリッシュで進められ、ALT(外国語指導助手)とのペアティーチングも積極的です。英語でのプレゼンやディベートも導入されており、「英語を使う力」を重視した内容には目を見張るものがあります。
しかし、「授業が楽しい」「話せるようになった」という子がいる一方で、「内容が難しすぎて英語が嫌いになった」「単語の意味を理解せずにフレーズだけ丸暗記している」といった現場の声も少なくありません。
調査結果は本当に“信じていい”のか?
ここで注目したいのは、今回の調査の評価方法です。
実際に英検を受験・合格した生徒の数(中3で27.8%、高3で31.8%)だけでなく、「英検相当の力があると教員が判断した生徒」の割合(中3で24.5%、高3で19.8%)も加えて集計されているのです。
つまり、教員の“主観”による評価が調査の約半分を占めているということです。しかも、この教員評価には明確な基準があるわけではなく、学内のテスト成績や授業での様子などを基にした“肌感覚”での判定になりがちということです。
教育関係者の中には、「報告した後に教育委員会から“もっと多いはず”と修正を迫られた」という証言すらあり、「調査の信頼性に疑問がある」という声がSNSでも多く見られました。
英語力は本当に“上がっている”のか?
確かに、ICTやAI、タブレットを活用した授業は増えており、英語学習がより身近になったことは間違いありません。ナイジェリアでは、生成AIを用いた英語教育で、2年分のカリキュラムをわずか6週間で習得したという実例も報告されています。
しかし、日本では「話す英語」に力を入れるあまり、「読む・書く・文法」の力が疎かになっているという指摘も根強くあります。高校生でも「be動詞の使い分けができない」「4級(中2レベル)の問題が解けない」という事例が現場から報告されています。
英検対策の“目的化”と教育のゆがみ
さらに、近年では英検のスコアが高校入試に大きな影響を与えるようになってきたため、中3で準2級取得を目指す動きが強まっています。「英語力を高めるため」ではなく、「内申点を上げるため」の英検になりつつあるというのが実態です。
その結果として、英語だけに偏った学習を強いられ、他教科の学力が犠牲になっているという懸念も広がっています。
まとめ:数字よりも“実力”を見極める目を
中3の52.4%、高3の51.6%という「英検相当」の英語力。確かに上昇傾向にはありますが、その中身をしっかり精査しなければ意味がありません。
一部の教育熱心な自治体や家庭が牽引しているだけで、全国的な底上げにはまだ道半ば。調査手法の見直しや、英語以外の教科とのバランスをどう取るかといった教育の根幹が、いま問われています。
「英語ができるからすごい」ではなく、「英語を通じて何ができるか」が本来のゴールであるはず。その視点を、もう一度私たち自身が持ち直す必要があるのかもしれません。
真の英語力とは──本当に使える英語力を身につけるには
ここで忘れてはならないのは、「英検3級」や「準2級」を取得することがゴールではない、ということです。
受験や入試制度に縛られて「とりあえず3級を取れ」と詰め込まれる生徒も多いでしょう。しかし、それだけで英語を“使える”ようにはなりません。
リーディング・ライティング・リスニング・スピーキング、すべての技能の土台になるのが英文法です。そしてこの文法こそ、多くの日本人が苦手とする分野でもあります。
英語が苦手な人ほど、文法から見直すべき理由
鈴木さんという方は、かつて英語が苦手でした。中学の成績は「2」、偏差値は「30」。でも英文法を理解し直してから、一気にTOEIC900点、さらには英検1級まで到達することができたそうです。
これは、単なる暗記ではなく「ルールを理解する」ことに重点を置いた学習法を取ったからだそうです。
英文法の理解が進めば、応用も利く。つまり、ただの試験対策だけでなく、実際の会話や読解にも役立つ英語力が身についたのです。
その鈴木さんが始めたのが【総合実用英文法講座】
中学レベルから高校英語までをカバーし、実用的な英文法を徹底的に学べる内容になっています。
TOEIC990点、英検1級の講師が教える
27,000人以上に指導実績あり
動画+メール・PDFでいつでもどこでも学べる
分からないところは質問できる安心サポート付き
「TOEICが伸びない」「英語が話せるようにならない」「英文が読めない・書けない」と悩んでいる方。
それは、文法を“理解”していないからかもしれません。
英語ができるようになるには、「正しい方法で、順序よく、理解して学ぶこと」が一番の近道です。
今こそ、英文法からやり直して、「本当に使える英語力」を手に入れてみませんか?
▼ 実用英文法を全部、動画とメール・PDFで学べる【総合実用英文法講座】はこちら