おもちの受験blog

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【東京都議選2025】自民大敗、それでもやっぱり組織票の力は健在

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2025年6月22日に投開票された東京都議選で、大きな波乱が起きました。結果から言えば「自民大敗都民ファーストが第1党に返り咲き」という見出しが各メディアを飾ったのは当然の展開でしょう。政治とカネの問題に端を発した自民への不信感は、都民の投票行動に明確に現れました。

 

しかし、それでも「自民党はやっぱり強い」と言わざるを得ない側面もあります。

なぜなら、あれだけの逆風の中でも一定数の議席を確保し、第二党の地位を維持できたのは、地方議員や業界団体などに支えられた組織票の底力にほかなりません。

それでも沈まなかった国民民主党

一方、今回の都議選で密かに注目を集めていたのが国民民主党です。

「台風の目になる」との前評判もありましたが、結果的にはそこまでのインパクトは残せなかったものの、9議席を確保。前回選挙での全員落選から考えれば、大きな躍進と言えます。

 

特に目を引いたのが、練馬区で初当選を果たした山口花さん(28)。玉木代表の元秘書ということもありますが、「手取りを増やす」という政策メッセージが都市部の有権者にうまく刺さったようです。SNSなどを通じた草の根の広がりもあり、国民民主は確実に勢力を伸ばしてきている印象です。

 

あの「山尾擁立騒動」さえなければ、もっと取れたのでは?という声もありますが、逆に言えば失点を抱えつつの9議席は評価に値します。

減税おねえさん・佐藤沙織里さんが千代田区で当選の快挙!

そして今回の都議選、最大のサプライズがこの方――佐藤沙織里さんの千代田区での当選です。都民ファーストの現職を破って、定数1の激戦区を制したのはまさにジャイアントキリング

 

しかも彼女は無所属。組織にも政党にも頼らず、YouTubeや街頭演説、SNSでコツコツと発信を続けた末の勝利です。かつてはNHK党に関わっていた過去もありますが、そこから距離を置き、自らの信念で活動を続けてきた姿勢は多くの有権者の共感を呼びました。

 

「減税おねえさん」として親しまれる彼女の当選は、「無所属でも、組織がなくても、庶民の声を代弁できれば勝てる」ということを証明した、象徴的な出来事だったのではないでしょうか。

参政党がついに初議席を獲得!ネット世代の新たな受け皿へ

もう一つ見逃せないのが、参政党の初議席獲得です。今回の都議選で擁立した4人のうち3人が議席を確保。これは同党にとって大きな前進です。

 

注目すべきは、党の“組織力”ではなく、“発信力”で戦ったこと。

参政党は従来の組織的な地盤や大口支援団体を持たず、SNSYouTube、街頭演説といった“個人の発信力”に特化した活動を続けてきました。

 

「個人都民税の50%減税」「インバウンド税導入」などの政策もユニークでしたが、それ以上に有権者の“直感的な納得感”を得たことが勝因ではないかと思います。候補者も「組織がない中でチラシがどんどん捌けていった」と語っていたように、地道な草の根支持が票につながった例です。

 

また、保守層の一部が自民→維新→国民→参政と移ってきた背景を考えると、今後の参政党は「右の受け皿」として一定の存在感を示し続ける可能性もあります。

この1議席は、単なる「1」ではなく、今後の政界再編の前兆と捉えるべきかもしれません。

結局、都民は“本気で生活に向き合っていたか”を見ていた

今回の都議選は、派手なイメージ戦略よりも、「どれだけ本気で政策を訴え、都民の生活に向き合ってきたか」が明暗を分けた選挙でした。

 

自民は過去最低の議席に沈んだものの、組織力で持ちこたえた。
国民民主、参政党は堅実に地盤を拡大。
そして佐藤沙織里さんのように、無名でも情熱と誠実な言葉で勝ち抜いた候補もいた。

反面、維新や再生の道のように、都民に不必要な政党は議席ゼロの惨敗。

 

次に控える参院選にもこの都議選の結果は大きく影響を与えるでしょう。

特に、SNSや動画といったネットを駆使した新しい政治活動が、今後ますます重要になっていくことは間違いありません。

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